オンライン診療(遠隔診療)でおすすめのクリニックを選ぶ6つのポイントは。厚生労働省研修済か?

こんにちわ、東京都大田区馬込エリアにある西馬込あくつ耳鼻咽喉科の院長 阿久津です。
新型コロナウイルスが流行している中、政府が出した、『接触者を8割減らす10のポイント』で遠隔診療をあげていましたね。

しかしながら、

患者様もオンライン診療って何!?
自宅で診療を受けるのって大丈夫!!
直接、診てもらわなくて平気なの?
どのようなクリニックを選べばいいの?

と患者様には多くの不安があると思います。
オンライン診療自体が初めての経験だと思いますし、行っているクリニックもまだまだ少ないです(全クリニックの1%と言われています)
当院では、多くの患者様からご希望があり、オンライン診療をやっておりますが、患者様目線からすれば、実際どういったクリニックに受診すればいいのか、悩ましいと思います。ですので、今回は患者様目線でどういったクリニックのオンライン診療を受けた方が良いのかを医師の目線で書きました。

1.かかりたい病気がオンライン診療で対応可能かをまず確認しよう

医師は対面診療にくらべ、オンライン診療では診察の面で限界があります。
患者様からすれば、診察は一瞬しかしてなくて薬を出されると思われるかもしれませんが、
医師は、患者様が診察室に入った瞬間から、診察は始まっており、
歩き方を見たり、具合が悪そうか、不安そうかなどを肌感覚で、重症かどうかを判断しています。

もちろん耳鼻咽喉科では、耳・鼻・口の中の診察や触診もあり、患者様からすると数分の出来事でも、
医師は多くの非言語情報を入手し、どの病気が疑わしいかを考えて診療しています。
ですので、対応可能かどうかはそれぞれの診療科で異なるかと思います。

当院の専門である耳鼻咽喉科でオンライン診療が可能と判断している症状は、
風邪、新型コロナウイルスの相談、アレルギー性鼻炎、花粉症、ハウスダストアレルギー、鼻水や咳がでる、熱がある、リンパが腫れている、首が腫れている、耳がかゆい、耳が痛い(大人)、めまい(ふらふらする、ぐるぐるするなど)、耳鳴り、難聴(聞こえにくい)、のどが痛い、のどに違和感がある、声がかすれる(嗄声)などでしょうか。
ほぼ全般的に対応は可能です。
もちろん、改善がなければ近くの耳鼻科への受診を勧めますし、色々なシステムを駆使しているからこそ、ここまで出来ております。
また、子供の耳が痛いなどの場合、抗生剤が必要かどうかの判断がありますので、受診をお勧めはしています。
新型コロナウイルスが流行っている今でも、不必要な抗生剤を使わないようにしなければいけません。

医師としては、重大な病気の見逃しをすることが一番不安なことです。ですので、良くならなければ医師の指示に従い、必ず対面診療をしてくださいね。

耳鼻科でオンライン診療が難しいものは、耳垢がたまって聞こえづらい、腫瘍があるかどうか、症状がよくなっためまい(問診とオンライン診療での診察では限界があります)、呼吸が苦しく息ができない、アナフィラキシーなどでしょうか。

また、高血圧や糖尿病、高脂血症などの慢性疾患は、受診したことがないクリニックでの診察では7日間が限度であり、かかりつけのクリニックもしくは、お近くのクリニックを受診することをお勧めします。
現在は、電話での再診も認められていますし、お電話をして医師と病状の確認をし、処方箋をもらうことができます。

当院でのオンライン診療を用いためまい診察の仕方はこちらをご覧ください
当院のオンライン診療を用いた風邪症状の診察の仕方はこちらをご覧ください

2.支払う金額がしっかり明示されている

オンライン診療は、実は対面診療よりも診療報酬が数百円安く設定されています。
しかも、検査や処置などもありませんので、その分のお金もかかりません。
だからといってクリニック側は、オンライン診療のほうがラクかと言うと全くそんなことはありません。
事務対応、詳細な問診、医師のビデオ通話など、オンライン診療の方が対面診療より圧倒的に大変です。
そのため、クリニックでは事務手数料等の名目で診療報酬とは別にお金をいただくことが多いです。
一般的に1000円から2000円位に設定されていることが多いかなという印象です。
事務手数料が何に使われているかと言うと、診療詳細明細書をご自宅に郵送する、処方箋を薬局へFAXして原本を薬局に郵送するなど、
その手間暇や切手代を考えると手数料はどうしてもかかってきてしまいます。

しかし中には、手数料が本当は発生するのに、オンライン診療が終わった後に気づいたら最後に請求されたと言うパターンがあります。
この場合は、診療も終わっていますので、支払わない訳にはいきません。
後出しじゃんけんみたいな状態です。
ですので、前もってクリニックのホームページにいくらかかるか掲載しているクリニックでオンライン診療を受けられることをお勧めします。
クリニックの手数料とは別に、オンライン診療会社から請求されることもあります。

当院では、手数料700円+オンライン診療会社手数料300円(外税)となっております。
当院のオンライン診療はこちらでご確認ください。

3.オンライン診療の研修を受けている施設か

オンライン診療は以前よりありましたが、国の方針としてあまり精力的ではありませんでした。
そのため、オンライン診療の研修を受けているクリニックのドクターは実はかなり少ないです。
その中でも、しっかりとオンライン診療の研修を受けられている先生がいらっしゃいますので、
そういった先生の方が、オンライン診療に対しての知識もしっかりしていますし、どこまで検査や治療が出来るかも把握していますので安心して受けられると思います。
当院も当然オンライン診療の研修を受けていますのでご安心ください。

4.Googleの口コミの評判が良い

対面診療の時は、ご家族・ご友人・会社の同僚・ママ友などの直接聞いた口コミなどで評判が良いクリニックに受診することが多いと思います。
またGoogleやcalooなどのネットの口コミサイトを確認して、自分にあったクリニック・ドクターかを確認して受診することが多いと思います。
一方、オンライン診療の場合、遠方の評判の良いクリニックの先生に受診できるチャンスにもなります。
そのため、ネットの口コミだけの情報にはなってしまいますが、評判の良い先生に受診できるチャンスになります。
これは、オンライン診療でしかできない良い機会だと思います。

5.しっかりとしたオンライン診療システム会社を使っている

現在のオンライン診療の状況は、オンライン診療を扱う会社がかなり忙しく、クリニックで新規でやりたいと思ってもできない状態となっています。
その中で、LINE、Skype、FaceTimeなどを使ってオンライン診療を行うクリニックが少しずつ増えてきています。

結論から言うと、LINEなどを使ったオンライン診療はお勧めできません。

オンライン診療の指針の中で、患者様に医師であることを明示することを挙げています。
つまり、医師のなりすましができないオンライン診療システムの構築が必要になります。
LINEなどでは、第三者(オンライン診療システム会社)を通していないため、ビデオ通話している相手が医師かどうかを確認する方法が残念ながらありません。(そういった可能性は限りなく低いとは思いますが)
患者様はオンライン診療の場合、保険証や運転免許証などの顔写真を提示を求められることがありますが、医師側もそういった対応が求められています。
ですので、しっかりとしたオンライン診療システム会社を使っていることが大事になります。
現在の安心度としては、
よりよいオンライン診療システム会社 > クロン、クリニクス  > それ以外のオンライン診療システム会社 >>> LINE、Skype、Face Timeだけ

当院では、クロンと言うオンライン診療システムを使っています。
オンライン診療としては以前からある会社で、使用されているクリニックも多いです。
また、クリニクスと言うオンライン診療システムもあり、こちらも有名なオンライン診療システムです。
また、新規のオンライン診療システムが開発されており、そういったオンライン診療システムも今後期待ができるシステムではないかと思います。
正直、クロンやクリニクスといった会社は、オンライン診療をしている我々医師からすると、まだ機能面で不足があったり、患者様のなりすまし防止の確認方法が不足していたり、クリニックに医師が2人以上いる場合に対応が弱かったり、電子カルテと連携できずクリニック側の負担が大きかったりと色々あります。
今後そういったオンライン診療システムが開発されないか、目を光らせ、当院ではさらにより良いシステムが開発されていればそちらに移行しようと考えています。

6.処方箋がどのようにもらえるか確認しよう

現在のところ、
①患者様に処方箋を郵送する、
②処方箋を患者様のかかりつけ薬局にFAXする、
③お薬を患者様自宅に郵送する
の3タイプに分かれると思います。

どれも一長一短です。
風邪症状があり、今日からお薬が欲しい場合はFAXしてもらうのが一番いいでしょう。
いつもの薬がなくなり、継続が希望の患者様は、お薬を患者様自宅に郵送してもらうとラクだと思います。

今の症状にあったクリニックを選ばれるとよろしいかと思います。
当院では、原則的には、かかりつけ薬局にまずお電話をして、FAXで受け入れ可能かの確認をし、診察をして薬が必要な場合はFAXをしています。

いかがでしたでしょうか。
外出が抑制されている今、体調が悪くなった時にオンライン診療という選択肢が出てきますし
現在オンライン診療が本格運用されまだ日が浅いですが、患者様が少しでも安心安全な医療を受けられればと思って書きました。

少しでも参考になれば嬉しいですね。

当院でのオンライン診療を希望される方はこちらをお読みください。

良ければ以下の記事もご覧ください。
新型コロナウイルスが心配な方はまずはオンライン診療がお勧めです。
新型コロナウイルスを家に持ち帰らないためにできる11個のこと

まとめ

・自分の病気がオンライン診療に対応できる症状か確認しよう
・手数料は必ず確認しよう。記載がないところは、辞めた方が無難
・オンライン診療の研修証明書があるクリニックか確認しよう。HPを確認
・ネットでクリニックの口コミを確認しよう
・しっかりとしたオンライン診療システム会社を使っているか確認しようお薬をもらえる手順を確認しよう

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