医師の阿久津です。
「うちの子、なんだか顔がのっぺりしてきたかも」
「パパやママに似て、あごが小さいのは遺伝かな?」……
そんなふうに思ったことはありませんか。
実はお子さんの顔立ちを決めるのは、遺伝だけではありません。日々の何気ない生活習慣、特に「呼吸」と「ベロの位置」が、お子さんの身体の成長に大きな影響を与えているのです。
画像引用;Human Facial Shape and Size Heritability and Genetic Correlations
上の画像は顔のどの部分が遺伝によるものなのか、環境によるものなのかを示した論文になります。あなたは、どこが遺伝によるものと思いますか?
実は、
赤色の部分が遺伝的な影響が強いものであり、
緑色の部分は環境要因になります。
ですので、顔の主要の部分は実は環境的な要因になります。
今回は、耳鼻科専門医の視点から、健康的な顔立ちを育てるためのポイントを解説します。
「顔つきは遺伝だから仕方ない」と諦めてしまうのはとってももったいないことです。確かに骨格のベースには遺伝的な要素もありますが、実は「しもぶくれ顔」や「面長な顔立ち」などは、親の生活習慣を無意識に真似ている結果であることも多いのです 。
特に注目してほしいのが、お顔の筋肉である「表情筋」の使い方です。しゃべる、笑う、噛む、そして「鼻で呼吸をする」という動作でこれらの筋肉がしっかり使われていないと、お顔の筋肉がたるみ、顔つきが変化してしまいます 。
お子さんのお口がポカンと開いていることはありませんか。これは単なる癖ではなく、身体が「口呼吸」に頼っているサインです 。
口呼吸が続くと、以下のような変化が起こりやすくなります。
今、この瞬間、あなたのお子さんのベロの先はどこにありますか。 正しいベロの位置は「上あごにぴったりとくっついている状態」です 。
ベロが正しい位置にあることで、上あごが適切に広がり、歯が並ぶスペースが確保されます 。逆にベロがいつも下の方にあると、お顔を内側から支える力が弱まり、お顔の成長がバランスを崩してしまうのです 。
顔の骨の成長がもっとも活発なのは、6歳から12歳の間です 。この時期に「鼻呼吸」と「正しいベロの位置」を身につけることは、将来の美しい顔立ちだけでなく、身体全体の健康を守ることにも直結します。
もし、お子さんが「寝ているときにいびきをかく」「食べる時にクチャクチャ音がする」「姿勢が悪く顔が前に出ている」といった様子があれば、それは早めのケアが必要なサインかもしれません 。
A. はい、変わる可能性があります。子供は親の習慣を見て育つため、似たような呼吸や食事の癖を身につけていることが多いのです 。正しい筋肉の使い方を覚えることで、本来の健やかな成長を促せます。
A. いいえ。口腔内が乾燥しやすくなるため、虫歯や口臭の原因になります 。また、鼻のようなフィルター機能がないため、風邪や感染症にかかりやすくなるという身体への悪影響もあります 。
A. 大いに関係があります。猫背で顔が前に突き出た姿勢は、口呼吸を助長し、ますます面長な顔立ちに見せてしまいます 。姿勢を整えることは、正しい呼吸への第一歩です。
A. 日頃からお口の中の環境を意識してあげることが大切です。医師などの専門家の指導のもと、お口周りのマッサージやトレーニングを取り入れることで、お子さんの成長しやすい土壌を作ってあげましょう 。
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