【5類感染症移行後】新型コロナウイルス陽性 出席停止はいつまで?

いつも当クリニックをご利用いただきまして誠にありがとうございます。

大田区、特に西馬込、馬込、池上、久が原周辺の小学校や中学校での新型コロナウイルスによる陽性や学級閉鎖が相次いでいるようです。
当院の発熱外来では一時的に減少傾向がみられましたが、ここにきて発熱外来が予約で埋まるなどの兆候が出始めているのも確かです。
5月8日からの新型コロナウイルス感染症の位置付けが「2類相当」から「5類」へ移行したことで検査費や医療費の負担が自己負担とするほか行動基準も大きく変わっています。


学校の出席停止期間について現在、厚生労働省のホームページには

「発症日0日として5日経過かつ症状が軽快したら出席停止期間が解除される」との記載があります。
では、この ”軽快したら” とはどんな基準で判断をすれば良いのでしょうか?

「学校から ”病院の指示通りに” といわれました」と、保護者の方より下記の質問を多くいただきます。


Q.子どもがコロナ陽性に。学校へはいつから通えますか?

A.当院の見解
・発症した日を0日とし、熱の有無に関わらず5日間を経過するまでは出席停止となります。また、外出は控えて下さい。
・5日目を過ぎ、解熱していて咳などの症状が軽快した場合は登校及び外出が可能です。
※「症状が軽快」とは解熱剤を使用せずに解熱し、かつ、呼吸器症状が改善傾向にある状態を指します

・5日目を過ぎ、熱が解熱した場合でも、咳や症状がひどい場合は症状が軽快するまで登校はせず、外出も控えください。
・同居家族が感染した場合でも、児童生徒本人の行動制限は行われないことから、自宅待機の必要はありません。したがって、直ちに出席停止の対象とはなりませんが、本人の状況に応じて判断されます。


そのほか、何かお困りの際は是非ご相談ください。