当院の設備などをご案内いたします。
聴力検査機器
この機器で聞こえの検査(聴力検査)、鼓膜の検査(ティンパノメトリー)、耳の奥の筋肉の動きを見る検査(耳小骨筋反射:アブミ骨筋反射)が可能となります。耳小骨筋反射は、顔面神経麻痺や高聞こえがとても悪い方(度感音難聴)が対象となります。
患者様専用の椅子
この椅子の中にはこだわりがあり、頭を置く場所の横にヘッドレストのスイッチ(角の部分)があり、患者様の頭を触ることなく衛生的な診療が可能です。どうしても医師の手は不潔になりやすく、細心の注意を払って診察できるように注意しております。
まためまいの検査で頭を倒したときに、足が引っ掛からないように、何かあった時にも安全装置が働く設計になっております。
ネブライザー
当院では症状にあったネブライザーをすることができます。アレルギーで鼻水がとまらない・鼻つまりがひどい方、副鼻腔炎で鼻水がのどに回る・炎症を起こしている方、のどの痛みでつらい・咳がつらい方にネブライザーをおすすめしています。
診察ユニット
特に衛生面にこだわった診察ユニットとなります。フルフラットの診察台にすることで、掃除のしやすきを追求し、衛生的な状況を保てるように追求しています。また、スプレーも交換式のスプレーにすることで、より清潔な状況を保っています。機器はすべてオートクレーブ処理(高圧蒸気滅菌)をすることで、バシラス属やクロストリジウム属などの細菌が作り出す芽胞に対しても滅菌することが可能です。
顕微鏡
耳垢の掃除、中耳炎の鼓膜切開や、鼓膜換気チューブ挿入、耳の中の異物の際に使用します。
鼻出血に対する焼灼止血術(コアギュレーター:バイポーラ)
鼻血(鼻出血)を何度も繰り返している人、大量の鼻血を出している人に対して使う機器になります。この機器では、主にキーゼルバッハ部位と呼ばれる鼻の入り口の部分の粘膜を止血するために使います。先端には、バイポーラという電気メスを用いて、出血を止めます(焼灼止血)。