東京都大田区の西馬込あくつ耳鼻咽喉科です。
患者様から頂いたご質問にお答えします。
(ご質問)
風邪をひいてから耳の調子が悪いです。耳がこもった感じがします。インターネットで調べると突発性難聴やメニエール病になっていないか心配になりました。
(回答)
風邪にともない、咳や鼻水が多くなると、鼻をかむ回数が多くなります。
そうすると、耳と鼻をつないでる耳管という管に周りで炎症を起こすことがあり、鼓膜が中に引き込まれてしまいます。まず耳鼻咽喉科では、鼓膜が引き込まれていないか、水が溜まっていないか(滲出液)を確認します。耳管狭窄症や滲出性中耳炎と診断されることがあるかと思います。
それでもあまりにも変化がない場合には、鼓膜の張り具合を診る検査(ティンパノメトリー)をしたり、聴力検査をして異常がないかを確かめます。
風邪をひいてからであれば、多くは耳管狭窄症や滲出性中耳炎が原因のことが多いです。
突発性難聴やメニエール病は、聴力検査の結果次第ですが、あまり心配になることは少ないです。
厚生省の調査では、聞こえにくいという症状は、1年間で3%程の方が訴える症状になります。
大田区では年間2万人程、馬込地区でも年間1650人の方が症状が出ていることになります。
とくに突発性難聴は、2週間無治療で経過してしまうと、治療方法が難しくなってしまうため、聞こえにくいや耳つまりの症状ははやめに受診して頂くと良いかと思います。
ご心配であれば、耳鼻咽喉科でお話するとよいかと思います。
東京都大田区にある西馬込あくつ耳鼻咽喉科は、馬込エリアを中心に、大田区の蒲田・大森・池上、品川区の西大井、中延、戸越などからも受診されています。
オンライン診療は北海道から沖縄の方までご受診が可能となります。
都営浅草線 西馬込駅から徒歩30秒の耳鼻咽喉科クリニックです。