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2026.02.03

生姜の保存術4選!鮮度・栄養を逃さない食べ方と、香りを長持ちさせる下処理の秘密

生姜の保存と下処理|香りと栄養をムダにしないコツ

生姜は、体を温めたり、消化を助けたり、料理の香りを引き立てたりと、日々の食卓に欠かせない万能食材です。しかし、「買ったはいいけど気づいたら乾燥していた」「カビが生えてしまった」という経験はありませんか?

生姜は保存方法と下処理を少し工夫するだけで、鮮度も香りも長持ちします。ここでは、家庭でできる実践的な方法をまとめました。

保育園でもやっています。

生姜の基本的な特徴

生姜は水分が多く、乾燥や冷えに弱い食材です。冷蔵庫にそのまま入れると水分が抜けてシワシワになり、香りも飛びやすくなります。また、切り口から傷みやすいため、「空気に触れさせない」ことが大切なポイントです。

保存方法別のコツ

① 常温保存(丸ごとの場合)

使い切りが早い場合は、新聞紙やキッチンペーパーに包み、風通しのよい冷暗所に置く方法が向いています。
直射日光や暖房の風が当たる場所は避けましょう。冬場なら1週間ほどはこの方法で持ちます。

② 冷蔵保存(おすすめ)

最も失敗しにくいのが冷蔵保存です。

方法

生姜を洗わず、そのままの状態で
キッチンペーパーに包み
保存袋やラップに入れて野菜室へ

これだけで、2〜3週間は鮮度を保てます。

ポイントは「乾燥させないこと」と「空気に触れさせすぎないこと」です。

③ 水に浸けて保存

カットした生姜や、皮をむいた生姜は、水に浸けて保存する方法も便利です。

方法

清潔な保存容器に生姜を入れ、かぶるくらいの水を注ぐ
冷蔵庫で保存し、水は2〜3日に一度交換する

この方法なら1〜2週間ほど持ちます。辛味はやや穏やかになり、さっぱり使いやすくなるのが特徴です。

④ 冷凍保存(長期保存向き)

長く保存したい場合は冷凍がおすすめです。

・すりおろし冷凍

使いやすい量ずつラップで包む。または製氷皿に小分けして凍らせる。

・千切り、みじん切り冷凍

使う形に切ってから保存袋へ。平らにして冷凍すると、使う分だけ折って取り出せます。

冷凍すると繊維がやや柔らかくなりますが、加熱料理には十分使えます。保存期間は約1か月が目安です。

保育園でもスープなどを作る時など、少しだけ生姜を使いたい場合には冷凍したものを使ったりしています。

フードプロセッサーなどを使用して、多めにすりおろし生姜を作っておくと便利です。

生姜の下処理の基本

皮はむく?むかない?

実は、生姜の皮のすぐ下に香り成分が多く含まれています。

そのため、基本は「皮ごと使う」のがおすすめです。

私はもちろん剥きませんが保育園でも皮は剥いていません。

ただし、

土が気になるとき
見た目をきれいに仕上げたいとき
繊維が硬いとき
は、スプーンで軽くこそげ取る程度にしましょう。包丁で厚くむくのはもったいない処理です。

辛味を調整する方法

生姜の辛味成分(ジンゲロール)は、水にさらすことでやわらぎます。

辛味を効かせたい → さらさずに使う
優しい風味にしたい → 2〜3分水にさらす

料理によって使い分けると、仕上がりがぐっと良くなります。

ひと工夫で「使いやすい常備菜」に

時間があるときに、生姜をまとめて処理しておくのもおすすめです。

千切りにして冷凍
みじん切りにして冷凍
甘酢漬けにして保存
醤油漬けにして万能調味料に

こうしておくと、「あと少し香りが欲しい」というときにすぐ使えて、料理の完成度がぐっと上がります。

~生姜レシピ~
きのこ・生姜入り牛丼

材料(2〜3人分)

・牛こま切れ肉150グラム
・玉ねぎ1/2個
・きのこ1/2パック
・生姜の薄切り2枚
・煮汁
・水150ミリリットル
・砂糖大さじ1/2
・みりん大さじ1.5
・酒大さじ3
・醤油大さじ3

作り方

1、牛肉は食べやすく切る。

玉ねぎは薄切りにする。

えのき茸は石づきをとり三等分に切る。

*エリンギの場合は長さ3〜4センチに切り縦に2〜4等分にする。

しょうがは千切りにする。

2、耐熱容器に1、煮汁を加えふんわりとラップをする。

3、600Wの電子レンジで6分加熱する。よくかき混ぜ、再びふんわりとラップをして2分延長する。

*まだお肉が赤い場合や玉ねぎが固い場合は2分ほど延長してください。

~大塚先生より一言~

えのきだけを使用しましたが、お好きなきのこを使われてもいいです。

お昼など、パパッと作りたい時にも簡単にできます。

きのこは低カロリー!かさ増し食材でもあります。牛肉の量を少し減らしても「食べた感」がありダイエット&食費の節約にも嬉しいですね。

生姜は、

乾燥させない
空気に触れさせすぎない
使う形で保存する
この3つを意識するだけで、驚くほど扱いやすくなります。

ほんの少しの下処理と保存の工夫で、生姜の香りも栄養も最大限に活かせます。毎日の料理に、もっと気軽に生姜を取り入れてみてくださいね。

記事執筆者

記事執筆者

大塚 智美

・現役保育園栄養士
・時短料理研究家

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