生後1ヶ月からの健康顔面外来

呼吸には、鼻から空気を取り入れる「鼻呼吸」と、口から息を吸い込む「口呼吸」の2種類があります。
・鼻呼吸はいわゆる「空気清浄機」のフィルター的な役割があり身体に取込む空気に異物が入るのを防ぎます。
・口呼吸はフィルターがない状態であり、外気が直接ノドにあたり通り抜けていくためウイルスやハウスダストなどの菌をそのまま取入れることで口腔内の乾燥を招きやすく、唾液分泌の働きが弱くなることで細菌の繁殖や免疫に対する抵抗力が弱まることで病気の原因、また脳の発達にまで影響が出てくることがわかっています。

ここでは、鼻呼吸の重要性と口呼吸になってしまう原因を解説し、口呼吸による歯や健康への影響について詳しく紹介します。

《口呼吸をすることで起こるリスク》

口が閉じられない状態は口腔筋機能障害といい、口周りの筋肉が正しく機能されていない症状の1つ。顔にはそれぞれのパーツを動かす為の筋肉がたくさん交わり合い存在しています。口を閉じる為のいくつかの筋肉が使われずに衰えていくことで、審美的(見た目)、健康(呼吸、睡眠、食)、学習能力(集中力の低下、落ち着きがない)、歯のトラブル(虫歯、歯周病、口臭、不正咬合)など将来的に多くの弊害が出てくるとわかっています。

《なぜ口呼吸をしてしまうのか?》

鼻づまりや鼻炎等があった方が口呼吸となるのはやむを得ないのですが、口呼吸の約6割は【習慣性口呼吸】だと言われています。この習慣性口呼吸の原因が【悪い姿勢】です。悪い姿勢=猫背は肩こりや頭痛の原因になるだけでなく、口呼吸の原因にもなり、そこから歯並びにも影響を及ぼすことが報告されています。立ったとき、座ったときに足の裏は地面に並行にくっついていますか?姿勢を支えるのは足の裏です。ここに力がうまく伝わらなければ、歩くときも、座っている時も姿勢を維持することが出来ません。子どもが落ち着きがなかったり、歩いていても直ぐに疲れてしまったり、転ぶ事が多いと感じるようなら姿勢・鼻呼吸・歩き方等を気にしてください。姿勢が正しくない→頭位の後傾→口が開いてしまう→口で呼吸→舌が下がる→上顎が狭くなる→歯並びが悪くなる。この形式が今の現代人、そして子ども達にも大きく当てはまっているのが現代の特徴です。

《アデノイド肥大》

アデノイドとはノドの奥にあるリンパ組織です。
小さな子どもがアデノイド肥大を起こすことは珍しいことではありません。
ですが、気道が狭くなり鼻での呼吸がしづらくなる結果、口呼吸をしてしまう傾向にあります。
口呼吸をすることによってさまざまな細菌やウイルスを体内に取入れてしまうと同時にアデノイドがさらに肥大することで口が常に開いた状態となってしまいます。いわゆる「お口ポカン」状態です。

《アデノイド顔貌》

口元が前に出ているのが特徴的です。具体的には顎が小さく歯並びや噛み合わせが悪い等挙げられます。原因は主に口呼吸といわれておりアデノイドの肥大化や鼻に問題があり鼻づまりなど、幼少期から口呼吸を続けているとアデノイド顔貌になりやすいです。

《診察内容》

診察は以下の手順で進んでいきます。

・耳鼻咽喉科の一般診察
・姿勢・顔・口腔内の状態の撮影
・足底圧計(普段立っている身体の軸のバランスを見ていきます)
・口唇圧計(口がしっかり閉じれるかを確認)
・歯科衛生士と医師からのフィードバック
・次回までに家でやることをお伝えする

《診療場所・詳細》

馬込駅前あくつ小児科耳鼻咽喉科
生後1ヶ月からの健康顔面外来

《予約方法》

こちらの予約サイトよりご予約をお願いいたします。
再診の方のみ
西馬込院「生後1ヶ月からの健康顔面外来枠」からのご予約をお取りください
※完全時間予約制となっております

記事執筆者

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馬込駅前あくつ小児科耳鼻咽喉科
院長 岩澤 敬

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 専門医
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 補聴器相談医
日本めまい平衡学会 めまい相談医

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西馬込あくつ耳鼻咽喉科
院長 阿久津 征利

日本耳鼻咽喉科学会 専門医
日本めまい平衡医学会 めまい相談医
臨床分子栄養医学研究会 認定医

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