ということでスイカの旬の時期を含め、豆知識などをお届けします。
① 旬の時期
一般的に7月下旬〜8月中旬が最も美味しい時期とされ、糖度も12度以上の甘さに達します 。
6月下旬〜7月初旬は早取りの初期、8月下旬〜9月上旬は後期収穫とされ、糖度じょりは11〜12度あたりに落ち着きます 。
梅雨明け(6月末〜7月)頃からスイカが本格登場、夏本番を彩る代表的な食材となります 。
今年は、我が家で毎日のように購入していますが、ハズレなし!糖度も高くて美味しいです。
② 栄養価と期待できる効果
水分:約90%
驚くほどの水分量で、天然のスポーツドリンクとも言われ、熱中症予防や水分補給に最適です 。
カリウム+シトルリン
カリウムの利尿作用でむくみ軽減、シトルリンは血流促進や疲労回復に働きます 。
抗酸化成分:リコピン・β‑カロテン・ビタミンC
リコピンは紫外線ダメージから肌を守る強力な抗酸化物質。β‑カロテンは体内でビタミンAとなり粘膜や視力の維持に役立ちます。ビタミンCは美肌と免疫強化にも◎
加えて、ビタミンB6・パントテン酸・クエン酸などが疲労回復や代謝アップに貢献します 。
つまり、スイカは「水分補給+栄養補給+清涼感」を一度に叶える夏の万能果実です。
③ 今年(2025年)の注目品種
ゴールデンジャック:2025年に品種登録されたばかりの新品種。種なし・果肉が鮮やかな黄色で、激甘の体験が可能です 。
金色羅王(こんじきらおう):糖度が15度超え、高級な甘さと黄金色の果肉がギフト向きとして人気 。
尾花沢スイカ(祭りばやし777):山形県を代表する夏スイカ。甘みとシャリ感が絶妙にバランスされた定番品種です 。
大栄スイカ:鳥取の伝統ブランド。黒ボク土の栽培で甘くシャリ感ある食感を実現 。
姫甘泉(ひめかんせん):小玉ながらしっかりした食感と甘みが特徴。冷蔵庫にも収まりやすく人気 。
④ 豆知識
スイカは果物と思っている方も多いと思いますが“野菜”に分類されることをご存じでしたか?(キュウリ・カボチャの仲間)
食べる前には常温保存がおすすめです。冷やしすぎると味が落ちることもあるため、カットするまでは冷暗所保存がいいです。スーパーでもカット以外は、常温に置いてありますよね。
カット後はラップして冷蔵保存し、早めに食べ切るのが◎
美味しいスイカの見分け方のコツ:縞模様が濃くはっきりしており、ツルがしっかり緑色でへこみがあるもの。糖度表示や果肉色、黒い種のものを選ぶと失敗が少ないです 。
テレビで先日見たのですが、白いスジが入っているスイカは美味しいスイカだそうです。
⑤ 食べ方&おいしさアップのヒント
食べる約30分前に冷やしておくと甘みが引き立ちます。
少量の塩をかけると、甘さがより引き立ちます。
皮や白い部分も食べ道具のアレンジに活用可能(漬物・ジュース・炒め物などで栄養が補完できます)。
スイカを夏に食べるといい理由7選
① 水分補給に最適だから
スイカの約90%は水分!
汗で失われがちな体内の水分を、自然に・おいしく補給できます。
冷たいスイカは口当たりも爽やかで、熱中症対策にも効果的◎
② カリウムでむくみ対策&体温調節
夏は体がむくみやすくなりますが、スイカに豊富なカリウムが利尿作用をサポート。
体にこもった熱や余分な水分を外に出し、体温を下げてクールダウン。
③ シトルリンで血流改善&疲労回復
スイカには珍しい成分シトルリンが含まれています。
血管を広げて血流を促進 → 代謝アップ&夏バテ予防に◎
運動後や暑さでだるい日にもおすすめ。
④ リコピンで紫外線ダメージをブロック
スイカにはトマトより多くのリコピンが含まれています(赤い果肉の品種)。
リコピンは強力な抗酸化物質で、日焼けによる肌のダメージを内側からケア!
美白・美肌にも心強い味方。
⑤ 食欲がなくても食べやすい
夏はどうしても食欲が落ちがち。
スイカは甘くてやわらかく、胃に負担をかけずに栄養を摂れるのが魅力。
子どもや高齢者にもぴったり。
⑥ 夏の風物詩として「涼」を感じる
冷蔵庫で冷やしたスイカを切る音、みずみずしい果肉、シャクシャクした食感…
五感で「夏」を感じられるのもスイカの魅力。
日本では「スイカ割り」など、夏の行事にも欠かせない存在です。
⑦ 「旬」の果物は栄養価が高く、体に合っている
スイカはまさに夏が旬の果物。
旬の食材はその時期に必要な栄養を多く含み、体との相性も◎
「旬を食べる」ことは、自然と健康を調和させる知恵でもあります。
~スイカレシピ~ 食欲ない時にもサクッと美味しく食べれる‼︎スイカのサラダ
材料(2人分)
スイカ400グラム
チーズ40グラム
ミックスナッツ40グラム
レーズン大さじ2
オリーブオイル大さじ2
塩1.2グラム(スイカの0.3%)
酢小さじ1
作り方
1、スイカをざく切りにして塩をまぶしておく。
(カットスイカぐらいの大きさ)
*カットスイカを使用する場合はそのままでも大丈夫です。
2、チーズを1センチ角に切る。
3、ボウルなどに1、2、ミックスナッツ、レーズン、オリーブオイル、リンゴ酢を加えて混ぜ合わせる。
大塚先生より一言
毎日、暑いですよね。
最近、食欲が落ちている方もいらっしゃることだと思います。
スイカサラダは暑さ対策として地中海地域でも食べられています。
スイカは水分が多くて食べやすいですね。
ワインのお供として食べるのもありですよ。
チーズはクリームチーズが家にあったので、使用しました。ちょっと甘めになるので、お好みのチーズを入れてください。
スイカはカットスイカを使っていただくと切る必要もなく簡単にできます。