集中力を高めるスパイス

いつも西馬込あくつ耳鼻咽喉科のブログをご覧頂き、ありがとうございます^ ^

本日は、

・「大人も必見★集中力を高めるスパイス」

カルダモン入り!集中力を高めたい時に食べたい豚肉の味噌炒め

についてご紹介します!


仕事や勉強をしていると、だんだん集中できなくなることってありますよね。

今は特に、オンラインで勉強、お仕事をすることが増えている方も多いのではないでしょうか。家の中には誘惑が多く集中できないこともありますよね。

集中力を高めることができると、短時間で仕事や勉強が終わり、好きなことができる時間も増えますね。

スパイスで集中力!

◇カルダモン

スパイスの女王、世界で最も古いスパイスとも呼ばれています。

ショウガ科の植物で、高さは2メートルほどに育ちます。

実がなるまで4〜5年もかかる植物で、栽培と収穫が難しいスパイスで知られていて他の香辛料と比べて価格が高いのが特徴です。

独特な強い香りがあることも特徴的で主な生産国はインドです。

歴史は古く、キリストの生まれる紀元前から使用されてきたスパイスです。原産国はインドやスリランカ、マレー半島です。

口臭効果があり、インドでは食後にカルダモンを噛む習慣があるようです。

集中力が究極に高まるスパイスとして有名で寝起きにカルダモンを摂取すると脳を活性化する効果があるので脳機能を高める効果も期待できます。

カルダモンを摂取することによって、脳の前頭葉の酸素消費量に変化が起こり、脳の活性化を助けてくれるともいわれています。

気持ちを落ち着かせる効果があるので、リラックスしたい時、脳を活性化する作用を持つので集中力が欲しい時にも有効です。

◇シナモン

シナモンの香りには気持ちを落ち着かせる効果や集中力を高める効果があります。

またシナモンの場合は食べる必要があるわけではなく、匂いを嗅ぐだけでこのような効果を得ることが期待できます。

集中力を高める食べ物

豚肉、鯖、卵、大豆類、ゴマ、ナッツ類、ブルーベリー、チョコレートなど

食生活が乱れて栄養不良になっていたりすると集中力が切れる原因の1つとなります。

脳はブドウ糖がないと働きません。

ブドウ糖とは穀物、芋類、豆類、果物などに含まれています。なのでダイエットなどで食事を抜いたり野菜ジュースなどだけで済ませてしまうと必要なエネルギーはすぐになくなってしまいます。

(過剰に摂取してしまうと肥満や糖尿病など様々な病気の原因にもなってしまうので注意が必要です)

お腹いっぱい食べればいいというわけではなく空腹は集中力をアップするのにも効果的だと言われています。

よく噛むことは集中力を高める

よく噛むことで脳に刺激を与えることができ、ホルモンの分泌を促すことで活性化することにより、集中力や記憶力を高めることができます。

野球選手などはよくガムを噛んでいますね。

食事とは関係ありませんが姿勢に気をつけることも集中力をアップするには効果的と言われています。

机周りの作業スペースや集中する時はスマホをあえて遠ざけるなどの工夫も大事です。

メールの受信音でついついスマホを見てしまったり、気がついたら時間だけが経ち集中できなかった経験ありますよね。


本日の一品:カルダモン入り!豚肉の味噌炒め

■材料
豚細切れ肉     150グラム
なす        2本
 
■調味料
すりおろしにんにく 1/2かけ分
すりおろししょうが  1/2かけ分
砂糖        大さじ1/2
酒         大さじ1/2
味噌        大さじ1/2
しょうゆ      大さじ1/2
 
カルダモンパウダー 3ふり程度(0.1グラム)
赤唐辛子      1/2本(輪切りにしたもの)

1.なすは乱切り、豚肉は食べやすい大きさに切る。

乱切りにカット
食べやすい大きさに

2.耐熱容器に調味料、赤唐辛子を入れてよく混ぜ、豚肉を入れて絡める。その上に、なすをおく。

ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600ワット5分加熱する。

調味料と赤唐辛子を入れる
豚肉をよく絡める
なすを一番上にする
600wで5分加熱
カルダモンを混ぜ合わせる

3.カルダモンパウダーを入れ全体をよく混ぜあわせたら完成!

大塚栄養士から一言★

加熱後、電子レンジから取り出すときに、ふわっとカルダモンの匂いがして、その後、部屋中がカルダモンの香りでいっぱいになりました。爽やかな匂いなので、好みもあると思いますが、好きな方はとてもいい香りで幸せな気分になると思います。

今回のレシピの量のカルダモンパウダーでは味はあまりしないので、スパイスが苦手な方も美味しくいただけます。お好みで増量してください。

加熱後は、茄子が柔らかくなっていますので、かき混ぜるときは、優しくかき混ぜてください。


食材豆知識:茄子(ナス)

皮の紫色には、ナス特有の「ナスニン」と呼ばれるアントシアニン系の天然色素が含まれています。

ナスニンには強い抗酸化作用が含まれておりガンや動脈硬化の予防にも良いとされています。(アントシアニンとは、植物が紫外線など有害な光から自身を守るために作り出される青紫色の天然色素です)
ナス以外では、赤玉ねぎ、ブルーベリーにもアントシアニンが含まれています。
人にとってアントシアニンは視機能改善作用が明らかになっている注目成分です。

食物繊維の大部分とナスニンは皮に含まれているので、皮はむかずにそのまま食べることをおすすめします。

以上本日もお読みいただきありがとうございました!

なにかご心配やご相談、アドバイスを聞きたい方は是非当院の栄養外来へ♪

記事執筆者

大塚 智美

・現役保育園栄養士
・時短料理研究家

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