その他の病気

帯状疱疹ワクチン予防接種

帯状疱疹ワクチン接種

帯状疱疹ワクチン接種の予約はされていますか?こちらのページでは、接種を受ける上で必要な各種情報をお伝えします。

帯状疱疹ワクチン接種のご予約は、令和5年7月1日(土)より、お電話で承ります。
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《ワクチンの種類》

■「弱毒性水痘ワクチン」生ワクチン
■ 「シングリックス」不活化ワクチン
2種類のワクチンのうち、どちらか希望するワクチンを接種することができます。ご自身の体質やワクチンの効果、副反応等を参考に、特に基礎疾患のある方は医師へご相談のうえ、ご自身で接種するワクチンを選択してください。

シングリックス 水痘ワクチン
対象 50歳以上 50歳以上
帯状疱疹の発症予防効果 50歳以上:97.2%
70歳以上:89.8%
50%程度
帯状疱疹後神経痛の減少率 50歳以上:100%
70歳以上:85.5%
60〜70%程度
副反応の頻度
ワクチンタイプ 不活化ワクチン 生ワクチン
費用(一回あたり) 22,000円(税込) 7,150円(税込)
用法・用量 0.5ml 2ヶ月あけて2回/筋肉注射 0.5ml 1回/皮下注射

表1

《ワクチン接種対象者と費用について》

■弱毒性水痘ワクチン
50歳以上の成人/一回接種
自己負担接種費用・・・7,200円
一部助成後・・・2,200円

■シングリックス
50歳以上の成人/2回接種
1回目の接種から2ヶ月後に2回目を接種。2ヶ月を超えた場合は6ヶ月後までに2回目を接種
自己負担接種費用・・・22,000円
一部助成後・・・1,2000円

《大田区の助成について》

■接種を受ける当日に大田区に住民票がある50歳以上の方が助成対象となります。
■帯状疱疹ワクチンの予防接種を受けた場合、医療機関窓口での自己負担額が一部助成されます。受付で「大田区帯状疱疹ワクチン予診票兼ワクチン接種費用助成申請書」を記入し提出してください。

※「不活化ワクチン」の1回目を自費で接種した方で、7月1日以降に2回目を接種する場合、2回目の接種については助成制度の利用が可能です。ただし、定められた接種間隔内(2か月から6か月以内)に接種できなかった場合は、助成の対象外となりますのでご注意ください。

《接種にあたり注意が必要な方》

ワクチンの種類によっては接種を受けられません。
■接種当日に明らかな発熱がある人(37.5℃以上)
■先天性及び後天性免疫不全状態の人
■副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制剤の治療を受けいる人
■妊娠していることが明らかである人
■過去にアナフィラキシーを起こしたことがある人は、接種を受ける前に医師へ、その旨を伝え判断を仰いでください

《ご予約方法》

令和5年7月1日(土)より電話予約を受け付けます。以下の事項をお伝えください
■ご希望のワクチンを取り寄せます。お電話口でご希望のワクチンをお伝えください
■接種日のご予約をお伝えください。お電話でワクチンをご予約いただき、1週間後以降の日時をお伝え下さい
■接種後に万が一体調が急変した際に対応できるよう、接種のご予約時間は下記内としています
午前 9:00から12:00
午後 14:30から18:00

《当日の持ち物》

大田区の助成を受けられる方は大田区民であることがわかるもの(健康保険証、運転保険証、マイナンバーカードなど)

《当日のキャンセルについて》

当日は接種前にご自宅で体温を測定し、明らかな発熱がある場合や体調がすぐれない場合には当クリニックへ予約のキャンセルをお伝えください

《ワクチンを受けた直後について》

ワクチンを接種した後は体調の変化がないことを確認します。
万が一急変した際に対応できるよう、接種のご予約時間は下記内としています
午前 9:00から12:00
午後 14:30から18:00

《ワクチンを受けた日の注意事項について》

■接種当日は激しい運動を避け、接種部位を清潔に保ってください
■入浴は問題ありませんが、接種部位を強く擦らないでください
■高熱や痙攣がの症状がでた場合はすぐに医師の診察、医療機関へ連絡をしてください

帯状疱疹とは?

幼少期に感染する水ぼうそうのウイルスが原因の疾患です。
現在、日本人の成人の90%が「抗体」を持っており、ウイルスが体内に潜伏しているといわれています。50代からの発症率が高くなり、免疫力の低下(加齢、ストレス、糖尿病など)が発症のきっかけとなることがあります。

症状は?

神経の炎症を起こすため痛みは強く個人差がありますが、はじめに皮膚に神経痛のような痛みが起こります。皮膚の違和感やかゆみ、しびれ、ピリピリ、チクチク、針で刺されたような痛症状が現れ、その後、水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に現れ、徐々に痛みが強くなります。強い痛みや皮膚の症状は、主に体の左右のどちらかにみられ、3~4週間続きます。

どちらのワクチンがいいか?

どちらのワクチンを打つか悩ましい場合は、表1を参考にしてください。

ワクチン接種後、生活上で注意することはありますか?

ワクチンを接種した後は、接種部位の痛みが出たり、倦怠感、発熱、頭痛や関節痛などが生じることがあります。できるだけ接種当日・翌日に無理をしないですむように予定を立てておくとよいでしょう。これらの症状は、たいてい数日以内で軽快することが分かっています。接種部位については、清潔に保つよう心がけてください。

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記事執筆者

記事執筆者

馬込駅前あくつ小児科耳鼻咽喉科
院長 岩澤 敬

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 専門医
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 補聴器相談医
日本めまい平衡学会 めまい相談医

詳しい院長紹介はこちら

馬込駅前院 予約

西馬込あくつ耳鼻咽喉科
院長 阿久津 征利

日本耳鼻咽喉科学会 専門医
日本めまい平衡医学会 めまい相談医
臨床分子栄養医学研究会 認定医

詳しい院長紹介はこちら

西馬込院 予約

その他の病気

  1. 帯状疱疹ワクチン予防接種

    帯状疱疹ワクチン接種の予約方法・当日の注意点・ワクチンに関してご紹介しています。ワクチンは、体の仕組みを使って病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くします。ワクチンを接種したからといって絶対にかからないとは言えませがリスクを大幅に下げることができます。

  2. 新型コロナワクチン予防接種

    新型コロナウイルスワクチン接種の予約方法・当日の注意点・ワクチンに関してご紹介しています。ワクチンは、体の仕組みを使って病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くします。ワクチンを接種したからといって絶対にかからないとは言えません。引き続き、感染予防対策を継続してください。

  3. プラセンタ注射(更年期・疲れ・肌荒れ)

    プラセンタは、女性を中心に治療で利用されています。45歳~59歳で更年期障害がある方は保険適応で治療ができます。

  4. 大田区風疹抗体検査・予防接種

    風しん感染で特に警戒したいのは、妊婦さんやこどもです。しかし風しんの発症者の約8割は男性で、男性が女性の4倍ほどとも言われています。職場の同僚や交通機関ですれ違うなど飛沫感染や接触感染が主たるものですので、周りに感染させないためにも抗体の確認と必要であればワクチン接種をしましょう。大田区に住民票がある方であれば無料で抗体検査とワクチン接種を行うことが可能です。

  5. インフルエンザの予防内服

    一緒に暮らすご家族がインフルエンザになると同じ空間で過ごす他のご家族はうつるリスクは高くなり、特に小さなお子さんや、お年寄りがいらっしゃるご家庭は不安なことが多いと思います。そんな時には、抗インフルエンザ薬の予防投与をご検討ください。

  6. インフルエンザ

    インフルエンザは、12月から翌3月に流行ピークを迎え、毎年1,000万人以上の人が感染しています。38℃以上の高熱、頭痛、筋肉や関節の痛み、全身の倦怠感が現れます。小さいお子さんや高齢者、呼吸器系に持病がある方は、まれに急性脳症や肺炎など重症化して、最悪死に至ることもあります。治療に使われる抗インフルエンザ薬は、インフルエンザウイルスの増殖を抑えるための薬なので、原則発症後48時間以内の服用が必要です。

  7. インフルエンザの予防接種

    インフルエンザは、38℃以上の高熱、頭痛、筋肉や関節の痛み、倦怠感などの全身症状が急に現れる“ウイルス感染症”で、強い感染力があるため、毎年1,000万人以上の人が感染しています。 近年は抗インフルエンザ薬の登場で効率的に治療できるようになりましたが、「感染しないように予防すること」が大切です。 インフルエンザの流行シーズン(12月~翌3月)前に「インフルエンザ予防接種」を行っておくことで、重症化を抑えることが期待できます。

  8. 喉頭がん検診

    当院では、大田区が実施している「喉頭がん検診」を行っています。 喉頭がんとは、いわゆる「のどぼとけ」の辺りにできるがんです。 40代以降に発症し、年齢とともに発症リスクが上がりますが、なかでも男性の発症が多いのが特徴で、その患者数は女性の10倍にも上ります。